今週のレビュー

(コロナ対策進捗)
アメリカで約57%、ドイツ約61%、フランス約62%、日本約39%と日本国内も週間で4%程度接種率が伸びてきています。

(ドル円)
週間価格推移:109.41 -110.58 円
ドル円は週足で上値、下値更新はなくレンジ相場で米GDPの冴えない結果や米FOMCの影響を受けた展開でした。
FOMCやパウエルFRB議長の定例記者会見では、米経済の回復が順調なこと、今後複数回の会合で米経済の進展を確認すること、テーパリング開始に向けた議論を継続する意向があることが示され、テーパリングの開始時期は今後のデータや展開次第で利上げを検討するのは時期尚早という見解が示されました。

(ユーロ円)
週間価格推移:129.58 -130.60円
ユーロ円は週足で前週の上値を更新する展開でした。
米GDPの冴えない結果や米FOMCの影響を受けたドル売りユーロ買い、欧州圏指標のGDPの良好な結果を受けて高値更新する結果になったと思われます。

次週ポイント

(ドル円見通し)
来週はPMI改定値に注目ですがその他には特にありません。
先のFOMCで少々慎重姿勢を示され少し下方向には向かいましたが、コロナ感染拡大の対策を整備しつつあるのと、基本的には米経済は好調なので下落材料があまりないので上昇方向に動くと思われます。

(ユーロ円見通し)
ユーロも来週はPMI改定値に注目ですがその他には特にありません。
欧州圏は先のECB定例でテーパリングに関する方針は決まってますし、大きな値動きの材料は欧州経済指標による影響が大きく作用することが予想され、来週のPMI結果次第ですがドル売りが加速しない限りはユーロが大きく動くとも思えないのでレンジor若干下落方向に向かうと思われます。