今週のレビュー

(コロナ対策進捗)
アメリカで約55%、ドイツ約57%、フランス約52%、日本約29%前後と日本を含め米、欧州圏では1~2%、日本国内では5%程度接種率伸びています。
国内においては7/11にまん延防止が解除予定でしたが多くの自治体が延長を決めていますし、東京では4回目の緊急事態宣言が出されました。

(ドル円)
週間価格推移:109.49 -111.15 円
ドル円は110円台を割る展開となりました。
米経済指標の冴えない結果や世界的な株価下落を受けたリスクオフ円買い、FOMC議事要旨でのテーパリングが消極的な姿勢でドル売りが加速したことが要因として考えられます。

(ユーロ円)
週間価格推移:129.62 -131.84円
ユーロ円は130円台を割る展開となりました。
株価下落を受けたリスクオフ円買い 、ZEW指標の急落、PMI改定値の冴えない結果が重しになり価格が下落する展開となりました。

次週ポイント

(ユーロ円見通し)
来週は欧州経済指標に目立ったものはありませんが、7/16の日銀関連イベントで大きく価格変動する可能性があります。
新型コロナウイルス変異種(デルタ株)拡大懸念は引き続きあることから次週も引き続きヨコヨコor下落方向になる可能性があります。

(ドル円見通し)
来週は米経済指標の小売売上高、7/14~15予定の下院委、上院委でのパウエルFRB議長をはじめとしたFRB当局発言に注目です。 FOMC議事要旨の件もあって、テーパリングに対する姿勢で値動きがあるものと思われます。
またユーロ円と同様に7/16の日銀関連イベントで大きく価格変動する可能性があります。