今週のレビュー
(コロナ対策進捗)
アメリカで約53%、ドイツ約53%、フランス約49%、日本約20%前後と日本を含め2%~4%程度接種率伸びています。
(ドル円)
週間価格推移:109.68 -111.08 円
ドル円は週間で上昇する週でした。
日銀によるETFの買い入れ再開で株式市場が持ち直しリスクオフ円買い後退と円売り再開)、米当局者による早期テーパリング再燃を思わせる発言でドルは上昇したものと思われます
(ユーロ円)
週間価格推移:130.04 -132.75円
ユーロ円は200pips近く上値に戻す展開でした。
ドル円と同じく日銀によるETF回買い入れ再開でのリスクオフ円買い後退(円売り再開)で円が下がり、欧米株の堅調推移やハンガリー中銀やチェコ中銀などEU加盟国による利上げサイクル再開、FRB議長発言を受けたドル売りユーロ買いの加速、6月製造業PMI速報値、サービス業PMI速報値、独6月IFO景況感指数などの経済指標が好結果によりユーロの価値が上がったのがユーロ円を上値を戻す要因となったようです。
次週ポイント
(ユーロ円見通し)
来週はEU経済指標のPMI改定値、日本経済指標の日銀短観に注目です。指標発表に注目です。
ラガルドECB総裁やレーンECB専務理事より早期テーパリング否定っぽい発言があったとこや、北アイルランドを巡る英EU間の衝突リスク、新型コロナウイルス変異種(デルタ株)が英国で広がってることからEU圏に持ち込まれ広がることを危険視されていることからヨコヨコor下落方向になる可能性があります。
(ドル円見通し)
来週は米経済指標のPMI改定値、ADP雇用統計、ISM製造業景況指数、日本経済指標の日銀短観に注目です。
最近米当局者発言による早期テーパリングの発言が頻発しており強気な相場状況になっているため引き続き上昇基調になる可能性が高いです。