1.再開について
VIX指数は依然高く値動きは激しめなのでハイリスク・ハイリターンな相場ですが”ユロ円のみ1000通貨限定”なら再開しても良いかもしれません。
(懸念材料もあるので心配な人はもう少し様子見た方が無難です)
もしやるとすれば、原資5万(ボーナス込10万)だと安全マージンが少ないと思うので最低10万(ボーナス込20万)で臨み、ハイリスクハイリターンであることの覚悟が必要です。
ちなみに僕は来週にはボーナスキャンペーンもありそうなのでボーナス込み20万で上記条件で再開しようと考えていて、市場動向次第ですがとりあえずは前回原資回収を目的に短期でやるつもりです。
2.ユロ円指標/データから見る市場状況
VIX指数は依然高い数値ですが一時期の85.10から見ると今週は60台~50台後半へと右肩下がりに推移しており、ひどいパニック相場は一段落したとみていいかと思います。
(雑誌ではVIX指数40台まで待った方が良いという見方もあります)
値動きの側面から見ると日足で100pips~200pips級に変動することが多く、とても通常とは言えない状況ですが、ユロ円は他の通貨と比べて一方的な下落や上昇が少なく、ドイツが大規模経済対策を打ち出したおかげか上昇傾向にあるのでトラキチロジックには最適土壌とも言えるかなと思います。
ユーロはドイツ、イタリア、フランス、スペインの経済規模が大きい国の状況に左右されますが、イタリア、フランス、スペインはコロナの影響がすでにひどい状況なんですがそれでもこの状況を保てています。
3.先週の値動きを基にしたシミュレーション
先週のユロ円の値動きを基に、単純計算でかつ悲的的な前提条件でシミュレーションしてみたところ、ユロ円1通貨1000通貨運用で約60,000あれば一番値動きの大きい波に耐えられた結果となりました。
4.懸念材料
ユロ円はドイツが唯一の支えになっている感があるので、ドイツでさらに感染拡大し事業の操業停止や外出禁止令などの規制が強くなると大きく下がる恐れがあります。
また、先の実例でG20で連携して経済対策をやる宣言をした時に動きが遅く本当に対策をやる気があるのかを投資家に疑われ大きく下がった例がありましたが、これと同じく大規模経済対策を打ち出して期待が先行している状態で次年度の動きが遅いとか、実際にやらない疑いがかかると大きく下がる可能性があります。
5.参考
・2020/3/23~3/27値動き
ユーロ円レンジ 121.136~ 117.762 約330pips幅
上がったり下がったりのジグザグ傾向
ドル円レンジ 111.695~107.767 約400pips幅
一気に上がって一気に下がる山なり傾向
・VIX指数 69.10~53.88