今週のレビュー
(コロナ対策進捗)
アメリカで約60%、ドイツ約63%、フランス約70%、日本約52%と日本国内も週間で3%程度ワクチン接種が進み、進捗率は欧米諸国とあまり変わらなくなってきました。
(ドル円)
週間価格推移:109.16 -110.25円
ドル円は週足で前週の下値を若干更新する展開でした。
デルタ株の感染拡大懸念やアフガニスタン情勢を巡るリスクに加え、米長期金利の急低下、米経済指標の米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数の冴えない結果が重石になったことが要因だったようです。
(ユーロ円)
週間価格推移:127.96 -129.43円
ユーロ円は週足で前週の下値に大きく更新する週でした。
日本のGDPが予想を上回る結果だったことや、欧州圏で広がるデルタ株の感染拡大懸念やアフガニスタン情勢を巡る地政学的リスクが要因だったようです。
次週ポイント
(ドル円/ユーロ円見通し)
来週は週後半に予定されているジャクソンホール会議、GDP改定値、PMI改定値に注目です。
GDP、PMIも重要度は高いのですが、最重要なのはジャクソンホール会議です。
ジャクソンホール会議に向けて様子見だった投資家が動きだすと推測されることからクロス円相場は一方的に動くことが予想されます