FXで利益がでたら利益額に応じて納税義務があります。納税額は確定申告により決められ、確定申告の時期は１月中旬から2月中旬で、納税は3月中旬までに納税額を払うという流れです。
■課税対象
【給与所得がある場合】
算出期間内に20万以上の確定利益が出た場合
【給与所得がない場合】
算出期間内に38万以上の確定利益が出た場合
■算出期間
毎年1月1日～12月31日までの確定損益で課税
■課税区分
課税区分は国内取引所と海外取引所と区分が異なるので注意
【国内取引所の場合】
申告分離課税方式が適用され、利益に対して税率が一律20％が適用
また確定損益が出ていた場合に確定申告すると以降３年間で通算処理が可能です。
（例）
1年目に10万の損失が出て2年目に100万の利益が出たとすると、100万－10万で課税額90万になる
【海外取引所の場合】
総合課税方式が適用され一般的に「雑所得」として取り扱われます。
利益によって税率が変わってくる仕組みです。利益が195万円までなら税率は15％、330万円以下なら税率は20％、695万円以下なら税率は30％になります。
■確定申告のやり方
１）確定申告会場で確定申告する
確定申告は申告会場で行う方法があります。毎年国税庁が確定申告会場はココですというお知らせがあるので、そこで確定申告を行えます。（管理人も過去にここで確定申告をした経験があります）
参考リンク：
令和元年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ
２）eTAXで確定申告する
ネットを使って申告や納税、申請などの手続きを行う電子申請サービスの「e-Tax」というものがあります。これを利用して確定申告を行えます。
３）税理士に任せる
税理士に確定申告を代行してもらって申告を行う方法もあります。